最初の頃、これはドッキリで、世界中がグルになって私をだましてて、ドッキリでした〜って帰って来てくれる事、そんな事ありえないんだと頭でわかっていても、それでもそうであってくれないかと、どんなに思った事でしょう。
また、パラレルワールドが本当なら、あの人の生きている世界に行きたい、本当にある日突然そうならないかと、どんなに願った事でしょう。
ありえないと頭で思いつつも、本気で期待している自分もいました。
夕暮れ時に帰りを待つ、何もなかったように、帰って来るんじゃないかと。でもその期待は日々打ち砕かれて、悲しみは増すばかり。
それでも有り得ない期待を抱いてしまう繰り返し。
あきらめがそれを完全に打ち砕くまで・・・