誰か殺して下さい。誰かが殺してくれたら、そう思っていた日々。
自死は先に逝った人が悲しむでしょう。
残される人の思いもよくわかっていて、それを選ぶことは出来ません。
でもいつ死んでもよかった。
けどそれってこの世で最強なんじゃ?
なんて思った事も。
私達、命知らずの泣き虫です。
いつ死んだっていいって覚悟は、むしろ凄い事かもなんて。
死ねないなら生きなきゃいけない。
ならばせめていつか、人の役にたつように生きたい。
思いだけでしたが、そんなふうに思っていました。
そして4年たった今、白状します。
白状しますなんて、なんだかやっぱりその事に罪悪感を感じてる自分を確認してしまいますが・・・
今、私はあの頃ほど命知らずではありません。
生きたい気持ちがまるでなかったあの頃。一生仕方なく生きて行くんだと思ってたあの頃。
でも、自分でも信じられない事ですが、3年半過ぎた頃から、早くあの人に会いたいと思う一方で、生きたいと言う思いが少し芽生え始めています。