何もかも、現実はどうでもよかった。
やらなきゃいけない事だけ、虚ろにこなしているだけ。
感動もなにもなかった。
楽しみたいなんて気もなかったけど、ちょっと楽しいと思った時は、自分を罪悪感と言う刃で引き裂いていました。
私はもう楽しんではいけない。楽しいって感情はイコール苦しみでした。
花を見たり、空を見たり、前だったらあぁきれいって幸せな気持ちになれたのに。
何を見てもうつろな心。
それが1年と2か月。
大好きだった夜景を見に連れられて行った時、心のそこから「あぁ、きれい」と感情が湧き、その事に驚き、戸惑いを感じた自分がいます。
私にもまだそんな感情があったんだ。と、びっくりしました。
これが新しい世界への踏み出し始めでしょうか。